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感染症の登園の許可

感染症によって、登園や登校が制限される病気および許可書を必要とする病気があります。小学校では、小学校と医師会の間で取り決めがなされているため、必要に応じて登校許可書を無料で発行しております。しかし、幼稚園や保育園などは、医師会との取り決めがなく、登園許可書は病院により有料であったり無料であったりと様々です。
今回、幼稚園や保育園において本当に登園許可が必要な病気やそうでない病気について説明いたします。これは、学校法で決められている登校許可書が必要と思われる病気に基づいたものです。

登園許可が必要な病気(小学校では必要なもの)

◯インフルエンザ(発熱日を1日とすると6日間は休み。ただし最後の3日間は平熱である事が条件)
◯水ぼうそう(全ての発疹が枯れるまで)
◯おたふくかぜ(腫れに気づいて6日間休み。それ以上腫れが続いても元気なら登園可能)
◯プール熱(アデノウイルス感染症の一つであるが、目の充血と喉の炎症が見られる。解熱、および目の充血がなくなって2日を経過してから)
◯流行性角結膜炎(これもアデノウイルス感染の一つであるが、目の充血が完全になくなり医師の許可が出るまで)
以上の5つの◯の病気には、感染を予防する意味合いが強いため、保護者が無断で登園させないよう、今後当医院では無料で登園許可を発行します。当医院に登園許可書の用意がありますので、園から持参される必要はありません。

登園許可が絶対必要というわけではない病気

※ 小学校では基本必要とされてないが、溶連菌感染症やアデノウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎などは登校許可、いわゆる感染の防止というより出校停止として休み扱いにならないように配慮する場合もある)
△ヘルパンギーナ(熱がさがり食事がとれるようになったら登園可能)
△手足口病(熱がさがり食事を取れるようになってから。手足に発疹の症状があっても登園可能)
△溶連菌感染症(抗生剤を飲み始めて24時間以上経過してから)
△りんご病(発疹だけであれば可能)
△マイコプラズマ肺炎(症状が改善し全身状態が良くなってから)
△嘔吐下痢症(嘔吐や下痢の症状がなくなって元気になれば)
△アデノウイルス感染症(咽頭炎のみで目の充血がない場合は解熱して2日間が目安)
△RSウイルス感染症やヒトメタニウモウイルス感染症(症状が軽快するまで)

これら△の病気に対しては、感染の予防という意味合いがあまりないため、当医院では、登園許可書を必要とされる園には、ご家族から登園許可書代(診断書)として500円をこれまで通り頂きます。
院長コラム
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診療予防接種・健診
9:00 ~ 12:00
15:30 ~ 18:30
14:30 ~ 15:30
    ※電話での受け付けは18:00まで
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診療予防接種・健診
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