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夏に流行る4つの病気

早くも梅雨入り宣言されてしまいましたが、意外と今はからっとしてすごしやすいですね。本番はやはり10日過ぎごろからでしょうね。さて私は、蓄膿症からやっと解放されまずまずの状態です。最近のマイブームは森山直太朗ですね!決して「月9」をみて乗せられたわけではありません。子どもが借りてきていたシングルCDの曲を聞いて歌のうまさにおどろきました。しかも作詞作曲もしていて、こころに訴えてくる歌い方が好きですね。最近、「新たなる香辛料を求めて」というアルバムがでましたが、そのまえに出た「永遠はオルゴールの中に」や「いくつもの川を越えて生まれた言葉たち」などのアルバムが最高にいいですね。クラシックではブルックナーがマイブームでステレオをがんがん鳴らして聞いています。曲が1曲1時間を越えるのもざらではないので、途中、いねむりすることもありますが・・・きもちいいですよ。
さてさて、今月のお勉強は「夏に流行る4つの病気」を取り上げたいと思います。それぞれは、子どもの病気とホームケアの項にも載せていますのでご覧になってください。

「夏に流行る4つの病気」とは

1)ヘルパンギーナ
2)手足口病
3)プール熱(アデノウイルス感染症)
4)無菌性髄膜炎
です。これらの病気は乳児から小児にかけて流行します。このうち夏かぜの代表格がヘルパンギーナと手足口病です。これらの病気はすべてウイルスが原因で起ります。ヘルパンギーナ、手足口病、無菌性髄膜炎はエンテロウイルスによっておこり、プール熱はアデノウイルスによっておこります。これらのウイルスはとくに夏場に活躍するので夏場に流行します。経口、飛沫感染をしますので、手洗いやうがいが予防です。また、これらの病気は、それぞれ何種類もの同系統のウイルスが存在しますので、一度かかれば二度とかからない病気ではなく、何度もかかることがあります。おとなも稀にお子さんからもらうこともあります。

1)ヘルパンギーナ

急な発熱とのどの痛みが特徴です。のどちんこの脇に口内炎がいくつもできるので、乳児では食べ物を吐き出したり、よだれが増えてきます。診断はのどのできものを見つければ可能です。ホームページの子どもの病気のところで写真を載せていますのでご覧になってください。発熱は1-3日でのどの痛みは2-3日つづきます。治療は、痛みや熱に対する治療のみで我慢できれば経過観察でもかまいません。自然にしか良くならない病気です。食事はのど越しの良いものを与えるようにしてください。登園や他人との接触は熱も下がり、食欲が出るまで避けてください。まれに、髄膜炎などの合併症を起こすことがありますので急性期はなるべく家でおとなしくしていてください。

2)手足口病

口の中、とくに舌やほっぺのうち側に口内炎ができます。また、手のひら、足の裏や指先、ひざ、おしりなどにぶつぶつができます。診断は、前記のような症状があれば確定します。詳しくは、ホームページの子どもの病気のところに写真がありますのでごらんになって下さい。治療は、特効薬はありません。やはり痛みや発熱に対しての対症治療が中心です。口が痛くて食べなくなりますのでなるべく水分やのど越しの良いものを与えてください。手足のぶつぶつが1週間ほどつづきますが、熱も下がり食欲ももどったら園や他人との接触はかまわないでしょう。合併症として、髄膜炎を起こすことがありますので、急性期はお家でなるべく安静にしていてください。

3)プール熱(アデノウイルス感染症)

目が充血して、喉が腫れて痛くなり高熱が4-5日つづきます。プールだけでうつるわけではなく、経口、飛沫感染なので日常の集団生活の中でも流行します。目だけに炎症がある場合を流行性角結膜炎(はやり目)といい、喉だけに炎症がある場合をアデノウイルス咽頭炎といいます。約一週間ほど集団生活はお休みになります。この病気もウイルス感染ですので、目薬や熱痛みに対する薬で対症的に治療をします。目のほうは普通の結膜炎より症状が強く充血もひどくなります。喉の方は普通の扁桃腺と診断されがちですが、検査キットでそれかどうかはっきりと診断できます(目も検査できます)。

4)無菌性髄膜炎

無菌性とは細菌ではなくウイルスによるという意味です。夏場にエンテロウイルスによって流行します。この病気は、入院が必要になりますが、後遺症などの重篤な合併症はほとんどおこりません。症状は、発熱、首が曲げらいほどのひどい頭痛、吐気の3つの症状がそろいます。結構、小学校などで流行することがありますので、身近な人が髄膜炎になったら、これらの症状が出ないか十分注意してください。手足口病などやヘルパンギーナもエンテロウイルスなのでこの髄膜炎になることがあります。

まとめ

夏に流行る4つの病気
1)ヘルパンギーナ
2)手足口病
3)プール熱(アデノウイルス感染症)
4)無菌性髄膜炎
すべてウイルスによる感染症で、経口、飛沫感染によっておこります。手洗いとうがいが予防法になります。抗生剤はウイルスには効果がありませんので、これらの病気を早く良くしたり、予防したりすることはできません。手足口病のように診断が簡単なものもありますが、できるだけ主治医に診てもらって、合併症がないかどうかや今後の見通しなどを聞いておいたほうが良いでしょう。無菌性髄膜炎は入院が必要になりますが、後遺症が残ったりするようなことはほとんどありません。

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では、この辺で。また、臨時ニュースがあればお知らせします。きのした

平成16年6月2日
院長コラム
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