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ADEMってなんだ?

きのした小児科です。皆様お元気でしょうか?私は元気です。小郡のラーメン屋さんや100円寿司屋さんに行くとときどきだれかにお会いしますが、「先生もこんなところに来るんですか?」などと、とても意外な質問をされます。ラーメン屋さんは昔、三国ヶ丘にあった「一蘭」が最高でしたが、大企業化してしまい小郡にはなくなってしまいましたので、仕方なしに(失礼)大砲ラーメンにゆきます。寿司は100円寿司なら「あぶり」が得意な海鮮ロード。肉を食べるなら、トスの「牛鉄」ですね。おいしくて安いと思います。全国版になった「一蘭」はやはり味が変わりましたね。小郡にあった頃の会員制のときの味は、近いのですが再現できていないと思います。残念です。
さて、食べ物の話はこのへんにして、今回のテーマは日本脳炎で問題になった「ADEM」「アデム」についてお話しします。

ADEMについて

日本脳炎ワクチンの副反応としてのADEMは、70-200万回の接種に1回程度、きわめてまれに発生すると考えられています。万が一発症しても通常は軽快し、その後の再発はみられません。
予防接種によると考えられるADEMでは、通常、ワクチン接種後数日から4週間程度の間(主に1-2週間)に発熱、頭痛、けいれん、運動障害等の症状があらわれます。ステロイド剤などの治療により完全に回復する例が多く、良性の疾患とされていまが、ひどい運動障害などがおこった場合にはその後遺症が10%程度あるといわれています。
ADEMは予防接種以外でも、麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)、インフルエンザなどのウイルス感染症や普通のカゼのあとや、マイコプラズマなどの感染後にみられることもあります。ですから、予防接種のためなのかその他のウイルス感染などによるものなどかが、いつも問題となります。
したがって、予防接種後にADEMがみられたとして、因果関係は明らかでないまま予防接種副反応報告に報告された例は平成6年度から現在までに21件みられます。予防接種後にみられたADEMの患者さんで、予防接種法に基づく健康被害救済制度の認定を受けた方の数は、平成元年度から平成17年5月までで14件です。
待望の新型日本脳炎の予防接種ワクチン(細胞培養ワクチン)の開発が失敗に終わりました。今後、ワクチン接種をこのまま国が推奨(保証)しなければ、被害者が次第に増えるのではないかという答申を日本小児科学会で国に出しておりますが、回答はなく、現時点では希望者には承諾書をとって、以前から使っていたワクチンを接種することが提唱されている状態です。
私の医院で14年間日本脳炎ワクチンを接種してきましたが、ひとりもADEMの患者さんを見た事はありません。それくらい、交通事故よりも少ない病気だと思われます。当医院としては、上記のようにADEMの現状を知っていただき、今後も希望者には積極的にワクチン接種をおこなって行きたいと思っております。 承諾書というなんとも不愉快なものを書いて頂かねばなりませんが。

平成18年9月1日 きのした小児科 木下昇平
院長コラム
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