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平和のいのり

いつも、病気に関するニュースレターを書いておりましたが、今回は新聞で小学生が書いたすばらしい詩を見つけましたので皆様にもお届け致します。戦後64年 太平洋戦争末期の沖縄戦の戦没者を悼む「慰霊の日」に寄せて書かれたものです。

「平和のいのり」
南城市立大里北小学校6年 比屋根憲太 君

石に刻まれた家族の名に  涙を落とす祖母
なんの形見も残っていない石に 声にならない声で
石をさすり 石をだきしめる
小さな声でとても小さな声で  「本当は話したくないサー」
少し首をかしげて  空を見上げる
人差し指の大きさの大きな傷 あごと左腕に残る 戦争の傷あと

祖母は傷の手当をするために 水くみに行った
防空ごうに姉を残し 母と二人で
そのあとすごい光と音が、、、
そのまま姉はもどらなかった
「いっしょに連れて行けばよかった」
「ごめんね ごめんね」と何度も 何度も
きたときよりも 石を強くさすり 石を強くだきしめる
ぼくはもう声を上げて泣いていた
そして祖母の背中をずっとさすった
こんな青い空に こんなおだやかな沖縄に 戦争は似合わない
祖母のくしゃくしゃな涙も 似合わない

そんな祖母はもう今は歩くことができない
毎日毎日空を見て きっと
生きている喜び 生き残った悲しみを感じているのだろう
ぼくは車イスをおして 祖母のいのりを引きつぐ
戦争のない平和な国を


平成21年6月26日
院長コラム
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