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虫歯は親からうつる!

きのした小児科12月号です。いよいよ今年もあともう少しでおしまいですね。本当にあっという間の一年でした。今年を振り返ってみますと、このホームページも2月から開始しました。皆様のお役にたてているかどうか分かりませんが、何とか新しいニュースや身近なニュースを取り上げて発信してゆきたいと思います。おかげさまでニュースレター購読者(登録者)は120人を超えるまでになりました。今後もなんとか頑張って続けてゆきたいと思います。さて、私のマイブームは今、クラシックではボーン・ウイリアムズです。彼はイギリスの作曲家で、1950年代に亡くなった現代に近い人ですが、聞いていてオリエンタルな雰囲気や穏やかでシックなところがいいですね。とても洗練されていると思います。食事では、まるきんの昆布タレ付きの納豆を1日2回ほど食べています。健康にもいいし、病み付きで冷蔵庫の中にないと落ち着かないくらいです。

さて、今月の話題ですが、乳児を虫歯から守るために少し歯の勉強をして書きました。題して「虫歯は親からうつる!」です。

虫歯は親からうつる!!

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯の原因となる「ミュータンス菌」というばい菌は存在しません。しかし、1歳7ヶ月頃から2歳7ヶ月頃に、お母さんや周りの人から、唾液を通してミュータンス菌がうつり、虫歯へと発展してゆきます。虫歯を持つ親からいかにしてミュータンス菌がうつらないようにするのか、うつった場合はどのようにすればよいのかをお話しようと思います。

ミュータンス菌のうつりかた

親から子どもへミュータンス菌がうつる場合、唾液を介してうつるわけですから、離乳食の時に大人が噛んで食べ物をあげたり、大人が使ったスプーンで物をあげたり、キスしたりしてミュータンス菌がお子さんにうつって行きます。

ミュータンス菌の感染が早ければ早いほど早く虫歯になります

前述しましたように、1歳7ヶ月から2歳7ヶ月の約1年間がもっともミュータンス菌がうつりやすい時期です。この時期を越えるとミュータンス菌の感染も起りにくく虫歯になりにくいといわれています。ミュータンス菌を感染させないこと、感染をできるだけ遅らすことが子どもの虫歯予防につながります。

大人のミュータンス菌を減らす方法

日本人の役90%はミュータンス菌をもっているそうです。ですから、お子さんを持とうと思っている人はご両親とも早くから、ミュータンス菌を減らす努力をしましょう。まずは、虫歯を治療することです。そしてさらに以下の事に気をつけてください。
1)フッ素入りの歯磨きで食後必ず歯磨きをすること。
2)甘いものは食事といっしょにセットとすること
3)食後にキシリトールガムやキシリトールタブレットをとること。

キシリトールはミュータンス菌が酸を産生するのを防いで虫歯を予防します。キシリトールをとりつづけると約2年でミュータンス菌はいなくなるそうです。

赤ちゃんの感染予防

乳歯が生え始める6ヶ月頃―1歳過ぎ頃から歯磨きの習慣をつけます。1日2回はフッ素入りの歯磨きでしっかり磨くことが大切です。フッ素は虫歯の直接的な原因となる歯周囲の「酸」に負けない歯を維持します。また年に2回ほど歯科医院でフッ素を塗ってもらうことも予防につながります。もちろん夜間にジュースを加えさせたまま寝たり、あめをやったりするのも良くありません。最近では、子供用のキシリトールタブレットを細かく砕いて1日2回ほど与えていくのも効果的だと考えられています。

ミュータンス菌を調べる方法

歯科医院で唾液を取って調べられるようですので、気になる方は歯医者さんに相談してみてください。
さあみなさん。ミュータンス菌をなくして子どもを虫歯から守りましょう。

☆この文章を作成するにあたりクラジ歯科医院さんなどの資料を参考にさせていただきました。

このへんでおしまいにします。では、皆様お元気で。きのした

平成16年11月28日
院長コラム
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