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子どもに使ってはいけないNGワード

大人たちが普段なにげなく子どもたちに対して使っている言葉の中で、子どもの成長にとってあまり望ましくないものが混じっていると指摘されたら、誰しもちょっと気になるものです。
そこで今回は、アメリカの「Lifehack」において、Shelley Phillips氏が指摘した、子どもに対して使ってはいけないNGワードをいくつかご紹介します。

■「よくできたね!」
昨今、浅田真央選手に対する森喜朗氏の発言が問題になっていますが、あの問題の核心は、日々の練習といったオリンピックの大舞台に立つまでにつみ重ねてきた努力に対してはなんら敬意を払わず、出された結果についてのみ評価を下したことにあるのかもしれません。
一方、そんな森氏と対照的だったのが、フィギュアスケートの名選手たちを中心とした、海外の名アスリートたちの反応でした。彼らが評価したのはむしろ結果ではなく、浅田選手のチャレンジスピリットであり、結果はどうあれ、それまでに積み重ねた努力に対してでした。
つまり「よくできたね」という言葉は、結果に対してのみの評価を示す言葉であり、その結果が実はあまり努力をしないで得られたものであった場合に、もし大人たちが「よくできたね」と言ってしまうと、子どもたちは「結果だけがよければいいのだ」と思い込んでしまうからだといいます。

では「よくできたね」という言葉の代わりにどんな言葉を掛けるべきなのか。それは「頑張ったんだね!」という言葉だといいます。この言葉を使うことで、努力することは結果よりもずっと大事なことなのだと教えることができるのだそうです。

■「お利口さんね!」
「注射をしても泣かなくてお利口さんだね」「我慢できてお利口さんだね」など、この言葉は診察室の中でも使用頻度が高いものの一つかもしれませんが、実はこの言葉も「よくできたね」同様、結果だけの評価につながる言葉です。

いくつかの研究結果から、パズルを解いた後で「頭がいい」と子どもたちを褒めた場合、それ以後その子たちはさらに難しいパズルを解こうとはしなくなる傾向があることがわかったといいます。これは、よりレベルの高いパズルにチャレンジしてうまくできなかった場合には「お利口」ではなくなってしまうという不安を子どもたちが持ってしまうためで、結果に対する評価を気にするあまり、チャレンジ精神が削がれてしまうようです。

では「お利口さん」の代わりに掛けるべき言葉はなにか。それは「すごく頑張ったね」といった類の言葉だといいます。先のパズルの例でいうと、「うわあ、すごく頑張ったね!」と声を掛けた場合、より難しいパズルを解こうとする子どもの割合は大幅に増えたそうです。

褒め言葉は、結果を評価する言葉ではなく、その過程をほめる言葉「よく頑張ったね」が、子どもにとって最高の褒め言葉なのです。(アステラスメディカルネットより引用)

平成26年6月3日 院長
院長コラム
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