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揺さぶられ症候群

赤ちゃんをあやす時、縦抱きにして、前後に強く揺さぶると、硬膜下の血管が引きちぎられ、脳が損傷を受けることがあります。あまりにも赤ちゃんが泣きやまないために、イライラしてやってしまうこともあり、ふだんは虐待などしない親が突発的に行うこともあるといいます。とくに生後1-2ヶ月の赤ちゃんは、なにをやっても泣きやまないいことがあるので、泣き声に慣れていない父親が強く揺さぶるケースもあります。
赤ちゃんが泣きやまなくなった時、1)優しく声をかけてみる、2)おむつを替える、3)おっぱいやミルクを与える、4)温度を適温にする、5)背中やお腹などをトントンしたり、なでなでしたりする、6)ポリ袋をこすりシャカシャカと音を立てる、7)車やベビーカーに乗せて散歩する。
それでも何をやっても泣きやまない時があります。そんな時は、自分を責めたりせず、落ち着いて、行動をとります。1)安全な場所に連れて行って、その場を離れる、2)水をのむ、3)顔を洗う、4)短い時間誰かと話す、5)5-10分ごとに赤ちゃんの様子を見る、6)泣き声が聞こえなくなった時も様子を見る
「揺さぶられ症候群」は、横抱きにして優しくあやすぶんにはもんだいがありませんが、感情的になったりすると起こりうることです。縦抱きにして激しく前後に揺さぶるのは決してしてはいけません。

平成28年11月15日 院長
院長コラム
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