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抗生剤の正しい使い方(どんな時に必要か)

風邪には抗生剤は効果がありません

人間は、風邪を引くと鼻水や、咳、熱が出ることがしばしばです。風邪ウイルスが鼻から侵入し鼻に炎症を起こすと、鼻水や咳が出るのは、鼻水や咳を出すとこによって、ウイルスや老廃物を排除して良くなろうとします。熱が出るのも、体温を上げることによってウイルスの居心地を悪くしようとします。食欲もあって元気そうであれば抗生剤は効果がありません。風邪症状のほとんどがウイルスになので抗生剤は効かないのです。また、咳止め、鼻水止め、抗アレルギー剤なども不要と考えられます。

どんな時に抗生剤は必要か

元気がなくなってきて、熱が続いたり、咳が続いたり、耳を痛がったり。喉の痛みが続いたり、お腹の痛が続いたりしている様であれば、細菌(バイキン)による感染が考えられるため再診や検査が必要になります。

抗生剤を使用するにあたって、明らかに抗生剤が必要と考えられる病気(溶連菌感染症、中耳炎、とびひ、明らかな蓄膿症の症状)の場合以外は、血液検査により炎症反応(白血球数が上昇、CRP:炎症反応が上昇)の上昇が抗生剤の適応となります。

*炎症反応が高くても抗生剤が効かない病気に、アデノウイルス感染症や川崎病などがあります。炎症反応がないのに、発熱、咳、鼻水が続く普通の風邪以外の病気にインフルエンザ、新型コロナウイルス感染、RSウイルス感染症、ヒトメタニウモウイルス感染症などがあります。これらの病気ももちろん抗生剤は効果がありません。

令和8年1月23日 院長

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