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りんご病は何度もかかる??

りんご病は何度もかかる??

 りんご病は一生に一度しかかからないのかというと、その通り一生に一度しかかかりません。しかし症状が2度出るか?というとその可能性はあります。

りんご病にかかると数週間から数カ月(当医院では3カ月)以内に同様のりんご病の症状が出る、いわゆる再燃することがあります。温度や日光の暴露などにより再燃することもあります。

りんご病は正式には伝染性紅斑と言います。ヒトパルボウイルスB19の感染によって起こります。特徴的な、顔や手足の赤みが出る約7〜10日前に15−30%の確率で頭痛、発熱、倦怠感、筋肉痛などの短期間の非特異的症状を認める場合があります。この時期にヒトに感染させます。

実際、顔や手足に発疹が出た時にはすでにうつす時期を過ぎていますので、登園や登校には問題ありません。皮膚症状だけでなく、子どもでは10%ほどに膝関節痛を訴える場合が見られます。成人では特に女性で左右対称的に、膝関節、指関節、その他の関節で痛みを訴える場合があります。

人パルボウイルスB19は不顕性感染(かかっても症状が出ない)もあります。また、典型的な症状ではなく、成人では手袋靴下症候群(痛み痒みを伴う丘疹や出血様発疹が手袋や靴下を履く場所に現れる)が見られることもあります。

また、免疫が低下した患者さんや溶血性貧血の患者さんがかかると重症の貧血を起こすことがあるので注意が必要です。また、妊婦さんがかかると胎児に胎児水腫という病気を併発させることがあります。これは先天性奇形ではなく、注意深いエコーなどによる定期検診で発見されることもあり治療することで改善することもあります。

伝染性紅斑(りんご病)の治療は必要ありませんが、弊害もあり得るため、感染を阻止したいところです。しかし気づいた時にはうつさないという独特な特徴があるため予防が難しいですが、流行期における、手洗いやうがいの反復は、流行を食い止めることに無力ではないと言われています。ぜひ、手洗いうがいを心がけましょう。

令和元年6月28日 院長

院長コラム
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